組織人事戦略研究会
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組織人事戦略研究会 第10回研究会開催
 
テーマ 「住友スリーエムの人材育成」
内容 次回1月の研究会は、『住友スリーエムの人材育成』というテーマの下、住友スリーエムのアジア太平洋地区統轄部長でありますアキレス美知子様をお迎えして、講義&ディスカッションをして頂きます。


■講演のポイント

アイデアをカタチにする会社として、「ポストイット」や「スコッチブライト」(ナイロンたわし)といったブランド商品抱える住友スリーアム。

30を超える独自の技術基盤(テクノロジープラットフォーム)が、産業分野から生活関連分野、ヘルスケア分野に至る3万を超える多様な種類の製品を生み出しています。

これは、『もっとも革新的(イノベーション)な企業となり、顧客に優先的に選択されるサプライヤーとなる』というビジョンのもと、常に変革をし続けているからです。


Idea+3MSpirit=Innovation! と「これまでどこにもなかったもの」を創り出すことを使命に、

【世の中に存在しない新しい製品を生み出していきます!】

【“こんなものがあったらいいのに”とお客様から声をかけてもらえるようにします!】

【お客様や社員の声を製品として提供しています!】

社員一人ひとりが市場のニーズと開発のシーズを結びつける活動を行っています。


今回は、このような3MSpritを創り上げているアジア太平洋地区統轄部長として、活躍されているアキレス美和子様をお迎えして、その人材育成について語って頂きます。

講師
プロフィール
■講演者プロフィール

住友スリーエム株式会社 人財マネジメント アジア太平洋地区統轄部長
 アキレス美知子様

略歴:
 上智大学比較文化学部経営学科および米国フィールディングインスティチュート組織マネジメント修士課程卒業
 シティバンク人事部アシスタントヴァイスプレジデント
 モルガンスタンレー証券人材開発ヴァイスプレジデント
 メリルリンチ証券採用・人材開発ディレクター
 ABNアムロ証券・オランダ銀行人事部長
 2004年1月に住友3Mに入社、同年7月より人事本部統轄部長
 2006年2月より現職。


   
■日時 1/25(木)18:45〜22:00(開場:18:30)
※21:00〜22:00は講師参加の懇親会です。
   
■会場 畜産会館 会議室 7F
(東京都中央区銀座4丁目9-2 畜産会館)
地図:会場までの地図はこちらをご確認下さい.
   
■定員 15名 【終了しました】
   

第10回研究会 ご報告

住友3M 人財マネジメント アジア太平洋地域統括部長 アキレス美和子様にご講演頂きました。

ご存知のように、3Mは、「最も革新的な企業たれ」「顧客に優先的に選択されるサプライヤとなる」主に2つの経営ヴィジョンを掲げ、「いかに持続していくか、いかに成長していくか」ということで組織創り・人財創りに取り組まれております。

実際、人財戦略立案から実行まで非常に先鋭的に活動されているようです。


その活動評価の一つとして2年に1度、全世界で社員意識調査をされておりますが、全社員の8割以上の方が”3Mの社員である”ということに誇りに思ってるという結果が出ているようです。

 特に印象的だったのは、人財戦略の策定の仕方と人財開発の設計です。
アキレス様が担当されている人財マネジメントとしては、各事業責任者に対して、人財略についてかなり詳しくレビューされているようです。
 つまり、単にどのくらいの人が?という外的指標だけでなく、どんなスキルのどんな特性のある人か?・・・というのような質の部分までかなり人材要件を詳しく定義し、配置・教育・採用のプランに落としていくとのことです。
 また管理職の評価については、結果だけでなく、プロセスの中でいかにリーダーシップを発揮したかを評価しているようです。


人財開発活動およびプログラムの設計については、組織・個人という軸と短期・具体的/中長期・戦略的の4領域にセグメントして教育プログラムも設計しています。
 何故、この2軸で整理されているかというと、何か問題がおきた時に、その当事者を原因と考えてしまいがいちだが、「本当にそうだろうか?実は、組織の構造・仕組みに問題があるのでは?」と。つまり、問題が起きた原因は、個と組織の2つの視点とすぐに解決できるか、時間が掛かるかのの時間軸の視点で見ていく必要があるということです。

アキレス様にご講演頂いた内容を元に、後半では参加者の方の会社の事例や考えを元に
  「イノベーションを育む組織風土はどのように創り上げるか?」
について議論が行われました。

今回参加された方は、業種ですと、メーカー、IT、アパレル、金融系など規模も数十人規模〜三万人を超える規模と様々ですが、議論をお聞きする限り「イノベーション」をおこしていく施策は日本の企業ではまだまだ少ないように見受けられました。

イノベーションを育む組織風土を創る為には、一朝一夕でできるものではなく、またそれを持続させるには、「戦略人事」つまり、会社全体で戦略的な人事機能を設計・構築し、運用していくことが必要と改めて考えさせられました。


参加者からのこのようなお声を頂きました。

・特に感銘を受けたのが、組織の文化です。
   失敗を許容する風土→"あきらめない"
   育む・育てるを個人、上司、会社と三つどもえで行っているところ
   自分自身が上司や会社に大切にされている!!という自己充足感を感じさせる体制
   これを文化として根付かされているところが、とても素晴らしい。(Aさん)
・マネージャーの役割(風土形成)が特徴的でした。(Bさん)
・人事というより、経営の求めるものをいかに実現していくか、ということで職種の定義が広がっていると実感した。(Cさん)





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