組織人事戦略研究会
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組織人事戦略研究会 第8回研究会開催
 
テーマ 「創造と革新を続ける風土創り」
内容 9月の研究会は、『創造と革新を続ける風土創り』というテーマの下、小林製薬の人事部 部長の藤城様をお迎えして、講義&ディスカッションをして頂きます。

■講演のポイント

「熱さまシート」「アンメルツ」「のどぬ〜るスプレー」「ブルーレット」
「サワデー」「サラサーティ」「アイボン」などTVCMでお馴染みのヒット商品を
数多く持つ小林製薬。

「あったらいいなをカタチにする」をスローガンに毎年15〜30の新商品を
リリースし続けており、新製品寄与率(全体の売上における過去4年間の
新製品売上の比率)は、全体の31%を占めております。

その商品開発には、年間2万件以上にものぼる全社員からの新製品提案が
ベースになっており、組織全体の創造性の高さが伺えます。

そんな創造と革新を続ける風土創りにおいては、「社員提案制度」「フラット型組織」
「さん付呼称」「ホメホメメール」など様々な取り組みを行っており、
今回は変革推進者である藤城様に直接お話頂きます。

講師
プロフィール
■講演者プロフィール

小林製薬株式会社 グループ統括本社 人事部 部長 藤城 克也様
 1985年4月 小林製薬株式会社入社全国製品営業事業部広島営業所
 1986年4月 管理室 総務人事部 大阪人事課 人事係
 1995年4月 本社統括本部 人材開発部 大阪人材開発グループ
 2001年4月 グループ統括本社 人材開発グループ 課長
 2004年4月 グループ統括本社 人材開発グループ 部長
 2006年9月 グループ統括本社 人事部 部長


   
■日時 9/7(木)18:45〜21:00(開場:18:30)
その後、講師も参加する懇親会が21:00〜22:00であります。
   
■会場 住所:東京都中央区銀座4−9−2 畜産会館会議室 8F 変更しました!
地図:会場までの地図はこちらをご確認下さい.
   
■定員 15名 【終了しました】
   
   


第8回研究会 ご報告
 
今回は小林製薬 人事部長の藤城様をお迎えし、「創造と革新を続ける風土創り」というテーマで講演及び参加者も交えた議論が行われました。


藤城様は21年人事業務に携わっており、その中で人事制度改訂を何度も行いましたが、“人事制度はモチベーション向上に関係ない”というのが経験から結論です。モチベーション向上には、経営の視点で行う必要性があることを強く感じているとのことでした。


262の原則というものがあります。 これは、どんな集団でも、優秀層が2割、普通が6割、残り2割はパッとしない層だと言われています。藤城さんは、この262のうち、普通層の6割を、自律型人材予備軍と位置づけ、彼らに対して、いかにモチベーションを上げるかを重点的に取り組んできたそうです。
その具体的な取り組みは、ホメホメメールであり、さん付活動等多岐に渡ります。
 ・経営理念ビジョンを社員の手で策定発表大会
   目的は、現場の声を経営に反映させるためにこの企画を実施しました。
   階層別にチームを作りましたが、結果は経営層でも幹部社員層でもなく、一般社員のチームが一番優秀でした。
 ・フラットな組織構造を実現するために、10階層の組織構造を5階層にし、仕事の効率を上げる。
 ・”さん”つけ呼称
   この成功は何よりトップがこの運動を理解し、実践していただけたこと。
   ある役員の方が、小林社長と呼んだところ、社長が”なぜ小林さんと呼ばないんだ”と烈火のごとく怒られたことから、全社へ浸透していったとのことです。
 ・信賞必罰ならぬ、信賞必誉制度
   誉めるのにお金はかからない! アイデア提案、改善提案、青い鳥カード、ホメホメメール
 ・Notesを活用した経営情報の共有化
 ・コーポレートブランド運動の実践とそのニュースレターの発行
これらの施策ひとつひとつを実際のエピソードとともにお話をして頂きました。



後半は、藤城様のご講演に基づき、「いかにすれば自律型人材が育成できるか?」について議論が行われました。
参加者全員でのディスカッションです。各社の事例や意見が出ました。

「人材育成という中長期的な課題がありながら、目の前の売上など短期的な課題をいかに達成すべきか?」
「小林製薬のような自律型人材育成の取り組みはしているが、長続きしない。なかなか社員からの提案などが出ない・・・」
「企業風土から変えるのか?現場の人間からなのか?仕組みから手をつけるのか?」

このような質問・投げかけに対して、活発な議論が展開されました。




最後の質問は、自律型人材育成においてのキーワードはなにか?
これに対する藤城様の答えは、「フォワードバックとコミュニケーション」

真なりと会場がうなずいたところで、懇親会にてまた個別の意見のやりとりが行われました。




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